HIT THE NAIL ON THE HEAD
- 12:00 am - 11:59 pm | Friday July 12, 2024
- Gallery | Ace Hotel Kyoto
4月初旬から大阪出身の Gento 氏がアーティスト・イン・レジデンスとしてエースホテル京都に滞在。色鉛筆で描かれる展示会のタイトルは「Hit the nail on the head」。 Gento氏 は、彼の作品が「事物の外面に捉われることなくただ見ることに徹することで、見ることは見られることへと変化していく。 そうやって観察を深めていくことで、向こう側にいるものとやがて巡り逢うのだ。 私の絵はその内的なものと外側との境界線をなぞったものだ」と語ります。
今回展示する作品は全19点、そのうち8点がホテル滞在時に制作した新作。 『自然』は、広島の原爆ドームと広島平和記念資料館を訪れた後に描いた作品で、人間が窮地に立った時、理性が働かなくなることを資料を通して目の当たりにしたことから生まれました。また今回の滞在時に描いた『反発係数』は、滞在中のスタッフとの関係性から感じたことを描きました。周りの環境とその支えがあることで、自分自身がより高く、良いパフォーマンスを発揮することができることを、自身を球に見立てて、反発係数の1:3:9の比率を用いて描きました。
Gentoは、自身の作品が現代社会に生きる人々に潜む不平等や先入観を超え、見る人の心を揺さぶるようなインスピレーションを与えることを願っています。
5月10日18:00~19:00 にはオープニングレセプションを開催。ロビーギャラリー展示場へ是非お越しください。
Gento
大阪出身。「偏見」をテーマに色鉛筆を使ったドローイングの制作をする。
Gentoの作品は、人間が持つ偏見や先入観へのシニカルな視点が根源にある。見た目だけでは本質を見抜けない、その表裏や矛盾をアートとして可視化させ、作品を通して自他に偏見があることに気づく/気づかせることを目的に活動をする。色鉛筆、立体感、陰影の向きにこだわり丁寧に仕上げた作品はとても美しい。
色鉛筆で描く理由は、色を重ねることが人生の経験や過程を表し、失敗を受け入れて改善することに似ているため。一度
引いた色は消すことができない。その失敗も含め色を重ねることで絵が完成する。同様に人生も経験や試行錯誤の積み重ねで成り立っている。失敗を受け入れ、それを改善していく人生の過程が、色を重ねる行為と似ていると捉え、制作活動を続ける。
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東京のギャラリーアートブック出版社 commune との共同キュレーションにより、新たに発表された 2024年/2025 年のアーティスト・イン・レジデンス、最初のアーティストであるダニエル・デイヴィッド・フリーマン。Character Building is an exhibition by London-based artist Daniel David Freeman created during his A!R (Artist in residency) here at Ace Kyoto.The intricate graphite and coloured pencil drawings are the result of a laborious and reflective period of making throughout his residency at the ace hotel
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